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喘息について

ぜんそくアレルギーなどよる気道の慢性炎症が原因で、少しの刺激に対しても気道が過敏に反応するようになり、咳や痰、呼吸困難を伴う喘息発作を発症します。夜間、明け方の息苦しさや、咳といったつらい症状のため、日常生活に支障をきたす場合もあります。

治療について

治療の上で最も重要な薬は、気道の炎症を抑える「吸入ステロイド薬」です。もう一つの治療の柱は、気管支拡張薬でその中には、長時間作用性β2刺激薬、長時間作用性抗コリン薬などがあります。ロイコトリエン拮抗薬やテオフィリン製剤は気管支拡張作用と抗炎症作用をあわせ持っています。状態に応じて、これらの中から一つ、あるいはいくつかの薬剤を組み合わせて治療します。1剤で炎症をおさえ気管支を拡張する、吸入ステロイド薬と長時間作用性β2刺激薬の合剤を選択する場合もあります。皆様が喘息と上手に付き合い、より良い日常生活を送ることができるよう、サポートしてまいります。

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